2005-04

Book

私の墨東綺譚 安岡章太郎 新潮社 1999年6月 

 いうまでもなく『墨東綺譚』は永井荷風の名作です。この本は何度読んでもその時々に違った味わいをもっています。 荷風という人間の複雑な内面を知るためにも恰好の本といえるでしょう。登場人物のお雪についてはどこかに書いた記憶があります。実際の話の...
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本のある自伝 辻井喬 講談社 1998年4月

 辻井喬のことが気になって、つい自伝を読んでしまいました。このところ話題にのぼっている堤一族の兄にあたります。 父親の遺産はほぼ義母弟の手にわたりますが、彼が唯一もらったものは今とは似ても似つかない赤字決算の続く西武百貨店でした。 その彼が...
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シリコンバレーは私をどうかえたか 梅田望夫 新潮社 2001年8月

 著者は1994年からシリコンバレーに住み、IT関連の仕事をした後、ベンチャーキャピタルを設立した人です。コンサルティングの会社にも所属し、多くのコンピュータ関係の会社を見てきました。 その日常をまとめたのがこの本です。 なぜシリコンバレー...
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人生しょせん運不運 古山高麗雄 草思社 2004年4月

 3年前、亡くなった著者が生前最後まで書いていたのがこのエッセイです。タイトルから見てわかる通り、なんとも自然体で、ほのぼのとした味わいがあります。 内容は難しいものではありません。彼の生い立ちから、その後の浪人生活。旧制三高をたった1年で...
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