2005-08

Book

不安を生きる 島田裕巳 筑摩書房 2005年4月

著者の名前をみて、オウムとすぐに結びつく人はある年齢以上かもしれません。彼がオウム真理教をめぐって書いた記事は、その当時かなりのものにのぼっていたと思います。それも支持する立場でのものだったので、その後のパッシングはすさまじいものがありまし...
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靖国問題 高橋哲哉 筑摩書房 2005年4月

 靖国神社というのはどうして、こんなに複雑な問題をはらんでいるのか。これが読み終わった今の感想です。 A級戦犯の合祀や政教分離、首相などの参拝と意見の対立は深まるばかりです。どこに解決の糸口があるのか。本当に靖国以外の施設ができれば、現在の...
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イタリア 小さなまちの底力 陣内秀信 講談社 2000年4月

 イタリア建築学が専門の著者による、イタリア論です。それも本当に一つ一つの街を愛した人にしか書けない本です。最後まで、いい気持ちで読んでしまいました。たくさんの矛盾を抱えながら、それでもイタリアにはやはり多くの魅力があります。 難しく言えば...
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或る「小倉日記」伝 松本清張 新潮社 1965年6月

 松本清張会心の作です。彼はこの作品で第28回芥川賞を受賞しました。この作品に登場する薄幸の人物は実在したということです。 身体の具合が悪いことで、社会に受けいれられず、しかしどこかで世の中を見返し、さらに認められたいとする願望が、主人公、...
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