圓朝まつり

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今年もまた圓朝まつりの季節がやってまいりました。
なんでこの偉大な噺家は、ばかみたいに暑い季節に亡くなったんでしょう。

圓朝については正岡容と小島政二郎の二人にすばらしい作品があります。河出文庫に入れてくれたのもありがたいね、
総じていえば、正岡容のは師匠との関係、その芸全般について。小島政二郎のは、彼の家族、特に息子と妻との関係に重点がおかれています。
息子のことでここまで、稀代の噺家が苦労していたとは知りませんでした。

さてその話はおいておいて…。
菩提寺、谷中の全生庵で今まで行われていたこのイベントも、もう限界になったんでしょう。でもそんなにずっと長くやっているたわけでもありません。
ここ数年の人気に境内の狭さが押しつぶされたという感じかな。

ぼくも3度ばかり行ってます。
扇子を買うために並んだり、手ぬぐい求めて右往左往したり…。
うちの奥様は小菊師匠のつくった小袋なぞを喜んで求め、ツーショットまで撮ってもらってました。
ほたるさんの妖怪ゲームなどにも挑んだな。

金時師匠との写真もよく撮れてます。などなど、暑さを忘れればまあ面白い。しかし暑くてかないません。
権太楼一座の出し物も面白いし、市馬師匠のノドもすばらしい。
しかしとにかく暑いのと狭いのと、これにはまいります。
それでも普段、寄席でしか見られない師匠のナマの表情を見て取れるのが楽しいです。

サインも随分としてもらいました。みんな本棚に飾ってあります。
さてそんなこんなで、今年は全生庵の裏手の防災広場に移動するとか。
どんなことになるんでありましょう。

圓朝のつくった怪談噺の中に谷中の三崎村とか根津なんて地名が出てくるのも、むべなるかなというところでしょうか…。

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