2012

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落語

高座名

高座名は芸人の命です。 どうして春乃家すい喬なんていう名前になったのか。 全部、自分で決めました。最初は「小よし」としました。しかしプロの方の中に何人かおられましたので、これはまずいと即却下。 あの立川談志師匠も、かつて小よしを名乗った時期...
落語

着物の話

落語と着物はきってもきれない関係にあります。着物を着て白扇を持つだけで、やはり形が決まるのです。落語を始めるにあたって一番最初に苦労したのが、この着物でした。 それまでの生活にまったくないアイテムだったのです。 どこへいったら手に入るのかわ...
落語

稽古した噺を数えてみると…

今までに、あれやこれやと稽古をしてみましたが、かろうじてなんとかできる噺を列挙してみました。 じゃあ、今ここでやれといわれると、少したじたじっといたしますが、7日間ほどご猶予をいただければ、なんとかお喋りをさせていただきます。 というのも元...
落語

高座でやらせていただいた噺

考えてみれば、このわずかな期間に随分とお客様の前で噺をさせていただきました。 中にはダブっているのもありますが、どんな噺をしたのか、ちょっとだけ思い出してみます。 最初が「死神」。それから「無精床」。その後「子ほめ」「天災」「幇間腹」「目黒...
Book

五代目小さん芸語録 柳家小里ん 中央公論新社 2012年5月

五代目小さんといえば、誰でもが知っている顔の丸い噺家です。落語家ではじめて人間国宝になったというので有名になりました。 今日の柳家の隆盛を作り出したのはまさにこの噺家の存在があったからです。剣道を愛し、たくさんの弟子を育てました。その中に次...
落語

真打ち披露

今回一人真打ちの春風亭一之輔が高座で演じた噺のリストです。彼のブレークぶりはものすごくて、今週の「アエラ」は持ち上げすぎかも。 落語協会会長の小三治師匠が決めたらしいです。先輩を21人抜いての異例の昇進ですからね。それにしても一人真打ちとい...
Book

小説圓朝 正岡容 河出書房 2005年7月

この作品は1943年に出版されたものです。それを河出書房が復刻して文庫に入れてくれました。偶然のように手にした本です。ぼくは芸人伝が嫌いではありません。というか、結城昌治『志ん生一代』のような小説もふくめて、とても好きです。 なぜか非常に人...
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