大相撲観戦

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落語
Photo by けんたま/KENTAMA
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テレビで相撲を見ていると、よく噺家さんが国技館の桟敷席に座っているのをみかけます。
席はいつも決まっています。
支度部屋に引っ込む通路の前から3番目くらいかな。
ちなみに今日は古今亭菊之丞師匠が、太い縁の眼鏡をかけて観戦しておりました。

どうもこの席は同じ方の持ち物のようです。
そのあたりは金時師匠のブログを丹念に読むと、名前まで明かされています。
なにしろ、この維持員席また溜席というのをとるのには、かなりのお金が必要です。
国技館に行くと、溜会と記されたのれんがかけてある特別の部屋まであるのです。
一年間の費用がいくらかかるのかについては、どうぞご自身でお調べください。
砂かぶりの最もいい維持員席を通年でキープするのはとにかく大変なのです。

金時師匠はこの方とよくお酒を飲んでおられますね。
今まで、よくこの桟敷に座っていた噺家さんのお名前をあげてみましょうか。
南喬師匠、市馬師匠、菊丸師匠。金時師匠はもちろんのこと、他にも随分いろいろな方がおられました。
落語と相撲は縁がありますからね。
なにしろ、江戸の香りをそのままに残した興行です。
月へロケットが飛ぶ時代に、ちょんまげを結ってはっけよい残ったなんて、大時代的なことをやってるのです…。
でも色といい、衣装といい、好きだなあ。

阿武松、花筏、佐野山と落語の方にもいろいろな噺が残っています。
暇だったら、あと数日、桟敷席をじっくりとご覧あれ。
おそらくは金時さんつながりで、いろいろな噺家さんの素顔が見られると思います。
こういう遊びの時間が、やがて芸につながっていくんでしょうね。
祇園も赤坂も神楽坂に柳橋も、同じようなものです。
遊びをせんとや生まれけん…ですかな。

この写真は金時さんのブログから拝借したものです。昨年の初場所です。
高見盛関もとうとう引退なんですかね。さびしい話だなあ。

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