オデッサの階段

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落語
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柳家三三の巻を見ました。
感想は人それぞれでしょう。
しかし年600回の高座をこなすというのは超人的です。
以前は携帯電話が鳴った途端に、全く意識が飛んで、あとは口だけで喋っていたそうです。
だが、今はそれも一つの状況として楽しんでいるといいます。

とにかく口調がいい。
自然にその世界に入り込んでいけます。
才能なんでしょう。
中学で長距離、高校でバドミントンをやってはみたものの、全くセンスがなかったと友人が言います。
しかしやめませんでした。
人一倍、他人の目が気になったようです。

だからか、談春はいやなやつだと言い切ります。小朝は美学をもった噺家だといいます。
あれほどに落語の好きな落語家は他にいないともいいます。
世の中のすべては自分の意志が作り出す世界に、おのずと変化していくものなのでしょう。
そうだとすれば、今彼にとって一番必要なのは、まさに妥協を許さない自分という観客そのものなのかもしれません。
今後の展開がますます楽しみです。
この世代の第一人者であることは、間違いありません。

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