2016

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Book

お能 老木の花 白洲正子

筆者が二代目梅若実について能を習い始めたのは4歳の時でした。それからずっと能に親しみ、多くの舞台に出ています。その当人が書いたエッセイだけに、リアリティに満ちています。 実際に舞った人だけにしか書けない内容です。お能の見方や、幽玄、装束、面...
落語

桃月庵白酒と落語十三夜

かなりな本です。 たいていの人はまず買うこともないだろうし、読まないと思います。 白酒師のファンでも買うかどうか。 しかし自分で落語をやる人にとっては、なかなかに含蓄の深い本です。 一言でいえば、パースペクティブにあふれています。 この噺の...
Book

学力の経済学

中室牧子という教育経済学者の本を読みました。 なかでも一番興味を覚えたのは、教育にはいつ投資するのが最も効果的なのかという点でした。 大金を投じてこういう研究をやっている国があるということに驚かされます。 ちなみに最も効果的なのは、幼稚園時...
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Web

グローバル・メニュー

最上部のメニューをグローバル・メニューといいます。 マウスを動かすと、そこに影がつくのはデザイン的にクールなのですが、今までなぜかホームだけには貼り付いたままでした。どうしても影が消えないのです。 他のメニューはちゃんと動かすと消えるのにね...
落語

鯉のぼりの御利益

上梓されたばかりの本です。 一気に読みました。 東京かわらばん新書としては、これが3冊目です。 初の自伝ということもあり、ほぼ鯉昇師の全体像を網羅しています。 筆致はすごく真面目。 とにかく頭が下がります。 目次がすごい。 全部書くと大変な...
落語

小三治の落語

TBS落語研究会の高座8席が、この9月、久しぶりに文庫になりました。 今までの『柳家小三治の落語』から実に8年ぶりです。 この後2冊が続いて出るそうです。 楽しみだな。 今まで随分お世話になってますね。 子別れ、不動坊、鹿政談なんか、この本...
Note

ヨイトマケの歌

これは随分と昔の話です。高校に入ってすぐ、はじめてのHRの時のこと。一人一人自己紹介をするじゃないですか。だいたい。どこから来たとか。何が趣味だとか。まあそんな話がひとしきり続いたと思ってください。 やがて最後の方にさしかかった時、というの...
Web

RSS

新しい記事を読んでもらうには、読者にいつも新規投稿のお知らせをしなくちゃなりません。 その代表が、このRSSです。 しかしそう簡単じゃないね。 ぼくの場合、いくつも違うサイトで作っているので、どうやって記事の更新を伝えたらよいものやら。 今...
Book

フェルマーの定理

毎年、夏に配られる「新潮の100冊」という小冊子にタイトルが載っています。 これは名著だよ。 今年も入っているのかしらん。 ちょっと覗いてみたら…。 やっぱりランクインしてました。 フェルマーという相当な変人が考えた定理です。 どうも解答を...
Book

あこがれ 川上未映子 

小説を集中的に読みたくなりました。殊に今まであまり読んでいなかった女性作家の作品を選んでいます。 この人のものは初めてでした。 読後感が爽やかです。小学校4年から6年生にかけての男女ふたりの心理描写が中心です。 どちらもそれぞれの父親と母親...
Book

庭の桜、隣の犬 角田光代 

最近、あまりこの欄に本のことを書かなくなりました。読んでいない訳ではないのです。つい日記の方ですませてしまう傾向が強くなりました。反省しています。 久しぶりに角田光代の小説を読みました。 群像に1年間連載したもののようです。 内容はまさに家...
落語

アマチュア落語

言視舎という聞いたこともない出版社から6月に出た本です。 カラオケを3曲覚えられる能力があれば、一席マスターできるというのがウリのようですが…。 そんなに簡単にできれば、毎日うなってないんだけどね。 でもアマチュアですから、こんなノリでいい...
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