2016

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落語

喜多八殿下逝く

大好きだった柳家喜多八師匠が66歳で亡くなりました。 今年に入ってから、高座にはあまり多く出ていなかったようです。 最後に見たのはたぶんBS11で放送した喬太郎師の番組だったかもしれません。 去年あたりから、げっそりと痩せて目のまわりに隈が...
Book

仮面の告白 三島由紀夫 

何度目でしょうか。その時々に読んできました。 先日、新しく勤める学校の図書館に初めて立ち寄りました。ふと手にとってみる気になったのです。 この作家のものは、どれも特異です。今のような時代にも読者はいるのでしょうか。華美な装飾がこれでもかとつ...
Book

つまをめとらば 青山文平

今期の直木賞受賞作です。昨今あまり時代小説を読まなくなりました。というより、小説そのものから遠ざかっている気がします。自分の周囲の出来事の方が、よほど小説よりも小説的だからかもしれません。 それと同時に落語の題材を探したいという目もあります...
落語

真打披露パーテイ

真打披露パーテイにはじめて出席させていただきました。 たくさんの芸人さんに囲まれて、楽しかったな。 小遊三、鯉昇両師匠、ナイツのお二人と写真を撮らせていただきました。 いい記念になりました。 三笑亭可風師匠の嬉しそうなお顔が印象的でしたね。...
落語

噺のツボ

竹書房といえば、麻雀の本ということになってます。 久しぶりに落語の本が出ました。 以前は随分立川談志の本を出したりもしてました。 突然、この本が出版された経緯はさてどういうことなんでしょうか。 収録されているのは人気噺家、柳家花緑、三遊亭兼...
落語

800人の時代

1月に出たばかりの新刊『らくごころ』を読みました。 副題が十人のキーパーソンに訊く演芸最前線とあります。 なにしろ、噺家が多いのです。 東京と大阪あわせて800人だとか。 勿論、今までで最大です。 これからどうなっていくのか、誰にもわかりま...
落語

白酒ひとり壺中の天、再々読

久しぶりに桃月庵白酒の「宿屋の仇討ち」を生で聞きました。 面白かったです。 オノマトペの自在な使い方や、時事的な感性の鋭さ、時代背景の分析。 どれをとっても、この人の感度は他の追随を許さないように思います。 ぼく自身もこの噺を何度か高座にか...
Book

ロゴスの市 乙川優三郎 

主人公は同時通訳の女性と小説の翻訳家の二人です。 それに絡むのが、後に修道女になる人と大手出版社に勤める大学の同級生4人です。 さらに海外の小説を得意とする出版社の中堅社員。 それぞれの生き様を通して、言葉と真剣に対峙する主人公二人の愛の行...
落語

現在落語論

新しい本です。 出たばかり。 半年かけて書いたそうです。 タイトルをみればわかる通り、大師匠立川談志の『現代落語論』を強く意識したものです。 これからの落語がどうなるのか。 談笑に入門した理由が面白かったです。 古典を改作したり新作をつくる...
落語

カレンダー

昨日のお稽古会で、会の大先輩から落語協会のカレンダーを頂戴しました。 机の前にさっそくかけたら、なんともいい雰囲気に変身。 ぼくにとって自分の部屋はもう勉強のためのものではありません。 これからは、ひたすら道楽のために使いたいのです。 その...
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