2005-09

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Book

楽毅 宮城谷昌光 

全4冊を先ほど、読了しました。著者の本はこれで『晏氏』以来2冊目ですが、今回は久しぶりに読んでいて興奮を覚えました。すなわち戦いの実質というものを大変みごとに描いていたからです。それは楽毅という人が孫子に学んだということが大きいのではないで...
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抵抗論 辺見庸 

衆議院選挙が終わりました。国家とは何か、あらためて考えるいい機会ともなりました。辺見庸の本は芥川賞をとった『自動起床装置』以来です。なんとなく国家とは何かということを自分なりに問い直してみたかったのです。著者は芥川賞を受賞してしばらく後、共...
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破産しない国イタリア 内田洋子 

 なんの気なしに読み始めた本ですが、すごく面白かったです。いくつかの章にわかれていますが、内容はまさにイタリアの持つ底の深さを表現しています。かなり前に読んだイタリア絶賛の本とは違い、その深層に横たわった彼らの生き方のしたたかさを味わった気...
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