Book 輝く日の宮 丸谷才一 丸谷才一の本は10年ぶりだそうです。前作の『女ざかり』は新聞社の女性論説委員の話で面白いものでした。その後、吉永さゆり主演の映画にもなり、話題作となりました。しかしあれからもう10年が経過したとはとても思えません。それほどに10年という歳月... 2004.01.25 Book
Book 舞台は語る 扇田昭彦 演劇評論家、扇田昭彦による、現代演劇史の試みです。著者はかつて岩波新書で『日本の現代演劇』というすぐれた解説書を書きました。今回のはそれに続くものと考えていいでしょう。ただし前回のものが、それぞれの時間軸にそって書かれていたのに比べ、この本... 2004.01.22 Book
Book 棟梁一代記 家柄木清光 筆者は宮大工です。家柄木と書いてえがらきと読みます。岐阜県に生まれたこともあり、幼い頃から合掌造りの家に親しんできました。その縁からか、古い合掌造りの家の部材を移築し、保存するという仕事にたずさわるようになります。今までに外国をふくめ、54... 2004.01.10 Book