Book 大川わたり 山本一力 この作家の本は2冊目です。いずれも庶民の生活を描いたものです。市井の民が江戸の町でどのように暮らしたのかということが記されています。江戸は職人の住む都市でした。そして同時に悪所もあり、その中には博打場もあったのです。大工の銀次は腕のいい職... 2006.06.09 Book
Book もひとつ・ま・く・ら 柳家小三治 小三治はぼくの大好きな噺家です。死神なんて聴いてると、ほんとにとろけそうになります。とにかく変人です。だから面白い。教育一家に育っただけに、妙に偏屈で凝り性です。父親への反感というか、抗議というか、そういうものが教育論の中にも渦巻いていま... 2006.06.04 Book