2015

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落語

落語家という生き方

広瀬和生という人はヘビメタの音楽誌を編集しているらしいです。 それなのにやたらと落語の本を書いています。 かなりの変人なのかもしれません。 この本は北沢タウンホール、成城ホールで行ったインタビューつきの落語会の様子をそのまま採録したものです...
Book

少将滋幹の母 谷崎潤一郎 

この作家の作品はどれをとっても見事という他はないです。とにかく読ませます。というより、読んでしまう。引き込まれてしまうのです。その筆力の高さ、確かさには舌をまきます。 代表的なものはほとんど読みました。『細雪』はやはり上の上です。『吉野葛』...
落語

礼儀こそが命

柳家さん喬師匠が今から10年も前にしたインタビューが、とある下町発信のサイトに載っていました。 いい話だなあ、と思いましたので、ここに再録させてもらいます。 失礼にはあたらないと思いますので...。 この師匠の人柄が実によく出たエピソードだ...
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落語

桃太郎のつぶやき

昔昔亭桃太郎については、このサイトであまり触れたことはないです。 人によって評価の分かれる噺家だからかもしれません。 好きな人は好きだし、そうでない人もまたいます。 師匠、柳昇の話をする時は、とても楽しそうです。 ここまで育ててくれた恩人だ...
落語

謝楽祭

9月6日(日)、湯島天神で落語協会主催のファン感謝祭がありました。 谷中全生庵で毎年行われていた圓朝祭りをやめて、広い境内のこちらへ引っ越したというわけです。 朝からどんよりとした空模様で、今にも雨が降りそうでしたが、なんとか開催されたとい...
落語

東西寄席演芸家名鑑

落語・講談・浪曲・寄席色物等東西の全落語家プロフィールを掲載。 今回は新たに、上方落語家・上方講談協会・大阪講談協会・浪曲親友協会も網羅してあります。 これ一冊で今現在の日本の演芸家の全てが分かるのです。 ほしいけど、ちょっと高い。 カラー...
Book

暴露 グレーン・グリーンウォルド 

第1章と2章は大変に読み応えがあります。完全に一冊のスリリングな小説です。 著者は市民権擁護の立場にたつ弁護士です。エドワード・スノーデンについてはかなりの人が多くのことを知っているに違いありません。しかしマスコミの報道の仕方と、本書とを読...
Book

助けてと言えない NHK取材班 

孤独死した39才の男性が最後に残した一枚の紙に書いた言葉。それは「助けて」というものでした。衝撃的です。 全編がNHKで放送したクローズアップ現代の後追い取材によって構成されています。30代のホームレスという表現にあまり馴染みがありませんで...
落語

落語のたくり帖

かわいい本です。 落語家の書いた本にかわいいというのはなんですけど、まあかわいい。 毎日新聞に載せたものを補筆したらしいです。 基本的に女性の記者とぶらぶら東京を歩いた記録です。 中にあるイラストがいいです。 それと一之輔当人の述懐かな。 ...
落語

芸人という生きもの

柳家小菊師匠の旦那といった方が、通りがいいかもしれないです。 あるいは立川流顧問でしょうか。 もっともこちらの肩書きは自分から早々と下ろしてしまいました。 2014年11月のことです。 談志家元が亡くなって、立川流との縁が薄くなっていったの...
落語

天狗連盛況

天狗連は昔からあるものです。 すなわち、諸芸に関わる好事家の集まりをいいます。 ぼくの入れて頂いている多摩落語寝床の会も、その部類に入ると思われます。 それにしても、我こそはという皆さんがたくさんいるというのは実に心丈夫です。 つい先日、世...
落語

風姿花伝

これはもちろん、「能」の奥義を伝えた本です。 世阿弥が子孫に伝えるために書いたもので、明治になるまで、誰も読むことができませんでした。 何が書いてあるのか。 それはもういろいろな解説書にあたってもらう以外に手はありません。 しかしその中にで...
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