2012

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落語

立川談志の正体

談志にまつわる本を読むのも、もそろそろこれで終わりかな。なんとなくそんな気がします。快楽亭ブラックの文章を読んだのは初めてかもしれません。キウイの本を読んだ時にも感じた違和感があります。談春の『赤めだか』の爽やかさはないね。志らくの『雨ン中...
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演劇VS映画 想田和弘 

 平田オリザ率いる劇団青年団のドキュメンタリーを撮った想田監督の本です。サブタイトルに「ドキュメンタリーは虚構を映せるか」とあります。平田オリザが現代口語演劇を標榜して、かなりの年月が経ちました。今ではその分野での第一人者といっても過言では...
落語

大手町落語会

師走に落語。いいですね。二番煎じが季節を感じさせます。それにしても濃いメンバーだな。
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落語

談志歳時記

なんとなく読み始め、あっという間に読んじゃいました。あれから1年。早いもんです。感想は読書ノートに書きました。どうぞそちらを読んでください。吉川さんて、あの小菊師匠の旦那さんなんですね。そのことを知って、すごく驚きました。これもこの本を読ま...
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談志歳時記 吉川潮 

 立川談志が亡くなって一年。はやいものです。このところ、この落語家に関する本が次々と出版され、書店を賑わせています。つい最近では立川談四楼の『談志が死んだ』という傑作な回文をそのままタイトルにした本が上梓されました。個人的にはこの噺家にはさ...
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拉致と決断 蓮池薫 

 北朝鮮に拉致された蓮池さんの手記です。24年間の生活が描かれています。子供を北朝鮮において日本に一時帰国した時のことから、詳細に綴られています。一言でいえば、せつないしやるせない気分で一杯になります。子供のいる場所にもう一度戻ろうとする二...
落語

可龍師匠

12月上席、1日から5日まで、浅草演芸ホールの夜の部の主任は、多摩寝床の会顧問、三笑亭可龍師匠です。応援に行けないので、せめてこのブログに写真だけでも、載せさせてください。(桂宮治さんのツイッターから転載)これからの活躍が本当に楽しみです。...
落語

江戸が息づく…

江戸が息づくというタイトルがいいですね。やっばり落語には江戸の風が吹いてなくちゃいけません。しかしこれが難しい。ただ江戸弁でまくしたてりゃいいってもんじゃございません。それと落語には季節感がなくちゃね。日本人は四季の変化とともに生きてきまし...
落語

席亭志願

10月の末に出版されたばかりの本です。一言でいって面白かった。今までは芸人ばかりの本を読んでいましたが、これはその裏側で活躍している人たちにスポットをあてた本です。著者の名前がふざけてます。オチダワラエとはこれいかに。少し調べました。そうし...
落語

五代目小さん芸語録

この本は実際に高座に上がって落語を演じた者にとってはまさにバイブルのような本です。逆にいえば、あまりよく知らない人が読んでも面白くないかもしれません。演者の細かい視点で語られた内容がこれでもかとまとめられています。話し手の小里ん師匠が羨まし...
落語

噺家ライバル物語

なにごとによらず、ライバルというものは大事です。ライバルがいると、それだけで芸に磨きがかかるのです。この本には何組ものライバルが登場します。志ん生に文楽。彦六に今輔。変わり種では圓生に円丈。さて、三木助と小さんはライバルともいえますし、互い...
落語

寄席育ち

何度読んでも、この本はいいですね。今や、第一級の歴史書じゃないでしょうか。明治から大正、昭和の落語界が一望できます。圓生という噺家はこれだけの歴史を背負っていたんだなとあらためて感じます。おそらく聞き書きでしょう。喋った通りに文章が書いてあ...
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