寄席文字

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寄席文字というのは、歌舞伎の勘亭流とも少し違って、なかなかに味わい深いものです。
いいですね。好きだな。

この字体をみているだけで、なんとなく江戸の風を感じます。
反権力の象徴のような字体だともよく言われます。

特徴はよくいわれるように隙間をなるべく作らないということ。
お客様がたくさん入るようにと願ってるわけです。
それに、今日より明日が良くなるようにと右上りの筆勢なのです。

これを自分で書こうなんていう趣味のグループもあるとか。
なんでもその世界に入っていくと、深みがまして、よろしいようで…。
橘右近さんといえば、この世界をつくりあげた第一人者です。
志ん朝の弟子だった古今亭右朝さんも最初は寄席文字を書いていました。

さて個人的にめくりをつくろうということになると、これは大変です。
業者に頼むと、やってくれるのはわかってますけど、個人ではどうもね。

そこでパソコンでなんとか、ということになります。
試みにこの書体を探してみてください。
年賀状用のソフトなんかにはいっているのは、江戸文字ではありますが、正確にいうと、寄席文字ではありません。
いくらか似てます。
歌舞伎の勘亭流に近いです。
しかし正確にいうと、それとも微妙に違います。

そこで寄席文字はないのか。
もちろん、売ってます。
しかしフォントというのは、結構高いのです。
別に買うと、びっくりするほどの値段です。一度、試しに探してみてください。

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