落語の世界を漫画にしたものもたくさんあります。かつての一番人気は『寄席芸人伝』でした。
これには、実在の人物をモデルにしたんじゃないかと考えられるものもあります。長期間にわたって、よく売れました。芸人一人一人にスポットライトをあてています。なかなかの人情噺ばかり。丁寧な話のつくりです。
現在は新装版が少しだけ、あるようなないような。
古本屋さんでの大人買いをすすめます。ただしそんなにどこでも売ってる訳じゃない。
それに比べると、残りの2シリーズはどこでも手に入ります。
ぼくは『どうらく息子』を勧めます、理由は、やっぱり作者が男だからかなあ。
とにかくよく描けてます。第5巻が出たばかり。いつまで続くんでしょう。
柳家三三が監修しているというだけあって、さすがに内容は正確で、時にほろりとさせるよ。
『落語心中』はまだ読んだことがありません。暇をみつけて挑戦しないとね。
噂では女性向けとのことですが…。さてどんなもんかいな。