言視舎という聞いたこともない出版社から6月に出た本です。
カラオケを3曲覚えられる能力があれば、一席マスターできるというのがウリのようですが…。
そんなに簡単にできれば、毎日うなってないんだけどね。
でもアマチュアですから、こんなノリでいいんじゃないのかな。
この本の中で一番参考になったのが、リサイクル着物店、高円寺の「豆ぶどう」の紹介でした。
一度行ってみようかしらん。
最初にお稽古したらいいという噺にはこんなのがありました。
親子酒、替り目、時そば、饅頭こわい、堀ノ内、粗忽の釘、桃太郎、狸札、崇徳院、厩火事、たらちね、転失気、道灌、寿限無、初天神、つる、子ほめ、牛ほめ、元犬、金明竹などなど…。
どれも難しいです。これだけできたら、もう真打だよ。
その他、上下の切り方の極意の説明なども…。
さらに、幼稚園の先生、高円寺で活躍しているアマチュア落語歴53年という、乾物店店主なども紹介されています。世の中、本当にいろんな人がおりますね。
何かの参考になればと思い、紹介いたしました。