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Note

最後だとわかっていたなら

3年の女生徒が今朝、この詩集を読んでくださいといって持ってきてくれました。 実に切ない詩ばかりです。 ノーマ・コーネット・マレックというアメリカの女性が、子供の死に際して綴ったものだそうです。 人間はいつだって明日のことを知りません。 明日...
Book

落語の国の精神分析

ある大学の入試問題に、精神分析家、藤山直樹の『落語の国の精神分析』が出題されていました。 以前読んだ記憶があるものの、その大部分を忘れていたのです。 あらためて、じっくりと文章を読むにつれ、事実を正確に描写するというのはこういうことなのだと...
Note

ニーバーの祈り

今日、宇宙飛行士・山崎直子さんの本を読んでいたら、この祈りの言葉に出会いました。 今まで全く知りませんでした。 肺腑をつくいい表現ですね。 これからは肝に銘じて生きていかないと。 やっぱり読書はいい。 高校生の時、担任でもあった英語の先生が...
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落語

なぜ柳家さん喬は柳家喬太郎の師匠なのか?

8月に出版された本です。 不思議なタイトルそのままの内容です。 全く違う味わいを持った師匠と弟子の出会いから、今日までの経緯を綴ってあります。 15歳しか年の差がないというところから、師匠さん喬の複雑な胸中も垣間見えます。 嫉妬に近いものも...
お知らせ

かるがも寄席

11月中旬の予定です。 今年は毎月1回ぐらいのペースで噺をしてきました。 これくらいがちょうどいいかな。 30分位の長さの落語が、ぼくにはしっくりきます。 あまりに短いと物足りない気がして…。 我が儘ですかね。 長めのは、ほとんど枕なしで本...
Note

手帳

またこの季節がやってきました。 最近は、毎年11月頃に書店で買い求めています。 以前は職場で手渡される手帳を使っていました。 基本、どれでもかまわないのです。 しかし手になじんだ厚さや大きさがあるような気もします。 今は薄くて軽いのにしてい...
Book

山の人生

柳田国男の文章の中で一番好きなのがこれです。 晩年の回顧録『故郷七十年』の中にあります。 こんなことが本当にあるのかと最初読んだ時に思いました。 とても信じられない。 十三になる男の子ともらってきた同じ年くらいの女の子。 男は山の炭焼き小屋...
お知らせ

寝床寄席

9月になりました。 久しぶりにヴィータホールで落語会をやります。 マイクがいいから、喋っててもいい気分。 ただし、うまくいくかどうかは、その日の調子次第です。 今回のお題はずばり「寝床」。 これから真面目にお稽古します。 今まで高座にかけた...
Note

消える仕事、消えない仕事

社会の変化があまりにも急速です。 終身雇用などというのは、もう夢なのでしょうか。 かつてはひとたび職を得たら、その会社に一生世話になり、定年まで勤め上げるという図式があたりまえでした。 ところが現在、グローバル化の波は、大企業を次々と呑み込...
Book

身体的物語論 蜷川幸雄 

蜷川幸雄が亡くなって2年。 歳月の過ぎ去るのは早いものです。 彼はどういう演出家だったのか。 いつも時代の匂いを嗅ぎまわっている人でした。 Tシャツ1枚になっても、汗をかいていた そういう意味で、静かな演劇をつねに標榜した平田オリザとは対極...
Note

酷暑

35度と聞いてもそれほど驚かなくなりました。 かつては30度を超えると、猛暑だったんですけどね。 いつ頃からこんなことになったのやら…。 今では40度が新たなメルクマールかな。 ヨーロッパも暑いそうです。 しかし彼の地は湿度が低い。 ここが...
お知らせ

タイトル変更

今まで「かみつきWeb文庫」というタイトルで長くやってきました。 ちょっとした心境の変化がありまして、このたび「すい喬Web」と名前をかえます。 すい喬という名前は、ぼくの高座名です。 もう10年も使っています。 HPをあちこちとなおさなけ...
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