落語 おこわにかける 名作、「居残り左平次」のサゲに出てくる 「おこわにかける」という表現は古い江戸言葉で、すでに明治末年には死語になっていたようです。 語源は「おおこわい」で、人を陥れるという意味です。それを赤飯のおこわと掛けたものですが、もちろん今では通じま... 2013.02.06 落語
落語 和気満堂 新宿末廣亭が再建されたのは昭和21年。 今から60数年前です。 初代の大旦那、北村銀太郎の名前は、おそらく忘れられることはないでしょう。 たくさんの本が出ています。 志ん生と同年の生まれでもあります。 暇さえあれば、志ん生と将棋をうちました... 2013.02.03 落語
落語 柳の風 行ってきました。 三三師匠「妾馬」たっぷり。 一之輔師匠「雛鍔」 市馬師匠「二番煎じ」 噺の勢いというのはどうやったら出るんですかね。 市馬師匠も言ってましたけど、最初の二人は今、まさに上り調子ですからね。誰にも止められない。 必死になって... 2013.01.26 落語
落語 大相撲観戦 テレビで相撲を見ていると、よく噺家さんが国技館の桟敷席に座っているのをみかけます。 席はいつも決まっています。 支度部屋に引っ込む通路の前から3番目くらいかな。 ちなみに今日は古今亭菊之丞師匠が、太い縁の眼鏡をかけて観戦しておりました。 ど... 2013.01.25 落語
落語 破門 もう立川談志に関わる文章は書かないはずだったのに、ちょっとした本を読んだはずみで再びまとめることになりました。 不徳のいたすところです。 噺家の世界は師匠に弟子入りし、前座、二つ目を経て真打ちにならなければなりません。 自己都合で廃業するケ... 2013.01.15 落語
落語 ホームページ 今やかなりの噺家さんが自分のブログやホームページを持つ時代になりました。 勿論、その中には最近つくったばかりの人もいます。 それを読んでいると、噺家という稼業の苦悩や不安が透き通って見えてきます。 時に読んでいるこっちの方が、苦しくなったり... 2013.01.10 落語
落語 立川談志の正体 談志にまつわる本を読むのも、もそろそろこれで終わりかな。 なんとなくそんな気がします。 快楽亭ブラックの文章を読んだのは初めてかもしれません。 キウイの本を読んだ時にも感じた違和感があります。 談春の『赤めだか』の爽やかさはないね。 志らく... 2012.12.29 落語
落語 談志歳時記 なんとなく読み始め、あっという間に読んじゃいました。 あれから1年。 早いもんです。 感想は読書ノートに書きました。どうぞそちらを読んでください。 吉川さんて、あの小菊師匠の旦那さんなんですね。 そのことを知って、すごく驚きました。 これも... 2012.12.18 落語
落語 可龍師匠 12月上席、1日から5日まで、浅草演芸ホールの夜の部の主任は、多摩寝床の会顧問、三笑亭可龍師匠です。 応援に行けないので、せめてこのブログに写真だけでも、載せさせてください。(桂宮治さんのツイッターから転載) これからの活躍が本当に楽しみで... 2012.12.02 落語
落語 江戸が息づく… 江戸が息づくというタイトルがいいですね。 やっばり落語には江戸の風が吹いてなくちゃいけません。 しかしこれが難しい。 ただ江戸弁でまくしたてりゃいいってもんじゃございません。 それと落語には季節感がなくちゃね。 日本人は四季の変化とともに生... 2012.12.01 落語
落語 席亭志願 10月の末に出版されたばかりの本です。 一言でいって面白かった。 今までは芸人ばかりの本を読んでいましたが、これはその裏側で活躍している人たちにスポットをあてた本です。 著者の名前がふざけてます。 オチダワラエとはこれいかに。 少し調べまし... 2012.11.23 落語