落語

スポンサーリンク
落語

五代目小さん芸語録

この本は実際に高座に上がって落語を演じた者にとってはまさにバイブルのような本です。 逆にいえば、あまりよく知らない人が読んでも面白くないかもしれません。 演者の細かい視点で語られた内容がこれでもかとまとめられています。 話し手の小里ん師匠が...
落語

噺家ライバル物語

なにごとによらず、ライバルというものは大事です。 ライバルがいると、それだけで芸に磨きがかかるのです。 この本には何組ものライバルが登場します。 志ん生に文楽。彦六に今輔。変わり種では圓生に円丈。 さて、三木助と小さんはライバルともいえます...
落語

寄席育ち

何度読んでも、この本はいいですね。 今や、第一級の歴史書じゃないでしょうか。 明治から大正、昭和の落語界が一望できます。 圓生という噺家はこれだけの歴史を背負っていたんだなとあらためて感じます。 おそらく聞き書きでしょう。 喋った通りに文章...
スポンサーリンク
落語

NHK新人演芸大賞

昨日の落語部門、大賞は桂宮治さんが獲得しました。 まだ二つ目になって1年。平成20年の入門です。 ぼくも一度だけ、前座の時に飲み会に参加し、お話したことがあります。 あの頃、もう奥さんや子供さんがいて、はやく二つ目になりたいと呟いておりまし...
落語

ガーコン

とにかく元気です。 毎日、寄席でガーコン。 かなりの数の濃いファンがおります。 いつもこの本の宣伝を高座でしてます。 最近、本を書いた。売店で売ってるよ。多分、誰もよまないだろうけどね...。 師匠、かなり自虐的です。 そんなことはありませ...
落語

べけんや

昨日、小満ん師匠の「中村仲蔵」を見ました。 TBSの落語研究会です。 斧定九郎が出てくる五段目の描写が、実に詳しくて舌を巻いたね。 ただ噺を覚えただけじゃ、ああはいきません。 小満んという師匠は噺家仲間からの評価がとても高いと聞きます。 俺...
落語

よってたかって古今亭志ん朝

ついせんだって、10月1日が志ん朝師匠の命日でした。あれから何年になるんですかね。 ちょっと待ってくださいよ。 今、調べます。2001年でした。 人が亡くなると、その後月日の経つのが早い。これ、実感です。 何度目でしょうか、この本を読むのは...
落語

寄席チャンネル

寄席チャンネルとはそも何か。 そんなことわかりません。 確認はしておりませんが、多分我が家では見られそうもないな。 特別にアンテナをつければなんとかなるのかな。 10月1日、つまり今日からCS放送スカパーにて放送されます。 でも、そんなにコ...
落語

上下

落語の基本です。一人でたくさんの人間を演じるために考えられたテクニックの一つです。 それがこの上下。一般的には「上下をつける」「上下を切る」「上下をふる」といいます。 演者は右を向いたり、左を向いたり。 これは歌舞伎の約束事からきています。...
落語

こういう了見

了見というのは、なかなか含蓄に富む言葉です。 思慮、分別ともいえるし、考えともいえます。 落語というのは、基本的に江戸言葉で構成されています。 だから現代の表現を使っちゃいけない。 特に明治期に入った翻訳調の言葉は御法度です。 たとえば、「...
落語

フラ

あの噺家にはフラがあるね。人はよくそう言います。 フラってなあに。 一言で説明できる人はいないでしょう。それくらい難しい。芸じゃないね、多分。 たくらんでできるのなら、誰も苦労せずに身につけられます。フラがあるとかわいい。いくつになってもか...
落語

405チャンネル

ネット上には誠に不思議な番組があります。 今日、ご紹介するのは、その中でもかなり妙なもののひとつかな。 その名も405チャンネル「よしみつこ」です。亡くなった古今亭志ん五のお内儀さん(右)と、立川左談次師匠のお内儀さん(左)が、とにかくいろ...
スポンサーリンク