2013

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落語

落語こてんパン

つい最近、ちくま文庫に入りました。それまではポプラ社から出ていたのです。 一言でいえば、実に軽い読み物です。 でもそこには実際高座で話しているひとにしか書けない内容がつまっています。 中身は50の噺の紹介です。 この本はポプラ社の本を紹介す...
落語

落語と歌舞伎 粋な仲

400年の歴史を持つ歌舞伎、一方300年の伝統を持つ落語 。 どちらももちつもたれつで、今日まで発展してきました。 お互いに演目を譲ったり、譲られたり。昼は歌舞伎、夜になったら近くの寄席へと相場が決まっていました。 「文七元結」を国立劇場で...
落語

松丘亭寄席

この落語会のことはかなり以前に、同僚から聞いておりました。 なんでもその当時はワンコインということで、木戸銭が500円だったとか。  みなさんが次第に真打ちになるにつれ、今では1000円でやっているそうです。 開催場所がとにかくちょっと不便...
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落語

圓生の録音室

三遊亭圓生が精魂こめて語った「圓生百席」。 たぶん、一度くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。 すべてスタジオ録音です。 それに当初から携わったのが、京須偕充(ともみつ)さんです。 少しでも落語に関わっている人なら知らない人はいませ...
落語

昭和の爆笑王・三遊亭歌笑

面白うて、やがて哀しきというのが、読後感です。 わずか5年間のためにその人生をすべて費やしたというのが、この噺家の一生だったのではないでしょうか。 痴楽綴り方教室というのは、かなり聞いた記憶があります。 しかしその先輩にあたる歌笑の純情詩集...
落語

寄席末広亭

全篇が新宿の大旦那、北村銀太郎翁へのインタビューで構成されています。 読んでいて、本当に面白い。 芸人の世界がそこに現出されています。 志ん生、文楽、圓生、小さん、正蔵、三木助、柳橋、三亀松、アダチ龍光。 その人となり、人間の質、品位。 大...
落語

落語小僧

朝刊のラジオテレビ欄を見てたら、BSフジで今日の午後9時からのオンエアとか。 「落語小僧」ってなあに。 なんでも全国の小中学生の落語自慢が登場する番組なんだそうです。 もちろん、不定期です。 そんなにたくさんいるとは思えませんからね。 BS...
落語

三三五五四七〜柳家三三

柳家三三は全国区を目指しているんでしょう。 今やらなきゃいつやるんだという気分なのかもしれません。 日本全国四十七都道府県を47日間連続で巡る独演会を開くそうです。 スケジュールを見ただけでめまいがします。 一日も休みがないのです。信じられ...
落語

落語家昭和の名人くらべ

こういう本があるというのはありがたい話です。 つい読んじゃいます。困ったことだ。 京須さんについては、今更言うまでもありますまい。 このブログを読んでいる方なら、先刻ご承知でしょう。 昨今ではTBS落語研究会の解説をずっとなさっておられます...
落語

オデッサの階段

柳家三三の巻を見ました。 感想は人それぞれでしょう。 しかし年600回の高座をこなすというのは超人的です。 以前は携帯電話が鳴った途端に、全く意識が飛んで、あとは口だけで喋っていたそうです。 だが、今はそれも一つの状況として楽しんでいるとい...
落語

おこわにかける

名作、「居残り左平次」のサゲに出てくる 「おこわにかける」という表現は古い江戸言葉で、すでに明治末年には死語になっていたようです。 語源は「おおこわい」で、人を陥れるという意味です。それを赤飯のおこわと掛けたものですが、もちろん今では通じま...
落語

和気満堂

新宿末廣亭が再建されたのは昭和21年。 今から60数年前です。 初代の大旦那、北村銀太郎の名前は、おそらく忘れられることはないでしょう。 たくさんの本が出ています。 志ん生と同年の生まれでもあります。 暇さえあれば、志ん生と将棋をうちました...
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