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道なき道を行け

藤田浩之という人の『道なき道を行け』という本を読みました。熱い本でした。久しぶりです。ここまで真情を吐露した本を読んだのは。どんな人なのかは自分で読んでもらうとして。起業家の持ってる熱ってこういうものなんだなと感心しました。最初に大統領から...
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人生読本落語版

朝からこの本を読んでました。この人の落語に対する蘊蓄には頭が下がります。矢野誠一はご存知、東京やなぎ句会のメンバーです。もう随分と故人になった方もいますね。それだけ月日が過ぎたということでしょ。永六輔、小沢昭一、入船亭扇橋なんて懐かしい名前...
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光圀伝

すい喬Blogにちょっと冲方丁のことを書きました。不思議な作家ですね。まだ若いから、いろんなことに関心があるんでしょう。映画「天気の子」を見て、自分ならここをこうするなんてことを書いてます。あるいは自分のSF作品を二次創作してもいいよとか。...
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世界基準

面白い本を読みました。北川智子『世界基準で夢をかなえる私の勉強法』どこかできいたことのある名前だと思って読んでいたら、やっと思い出しました。かなり昔に読んだ本の著者でした。『ハーバード白熱日本史教室』です。当時まったく人気のなかった日本史の...
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圓朝

奥山景布子の『圓朝』を読み終わりました。別名無舌居士、名人三遊亭圓朝です。数年前まで、落語協会は圓朝祭りを8月に谷中の全生庵で催していました。圓朝を格別贔屓にした明治の思想家、山岡鉄舟の葬られた寺でもあります。圓朝はどうしても描きたい芸人と...
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蜂蜜と遠雷 恩田陸 

4月、文庫本になって登場しました。売れているみたいです。恩田陸という作家についてはよく知りません。しかしこの作品を書くために随分と時間がかかったようです。そのことは著者とずっとつきあった幻冬舎の担当が文庫本の後書きで書いています。舞台になっ...
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まことの花

卒業式の季節です。生徒に贈る言葉を書いてくださいと、図書の先生に言われました。数日後、突然「まことの花」という短い詩句が浮かんだという訳です。これは世阿弥が『風姿花伝』にしるした言葉の一つです。観世流の能を大成した室町初期の猿楽師、世阿弥元...
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蜜柑

芥川龍之介の短編にはいろいろな味わいのものがあります。教科書ではもっぱら『羅生門』かな。これは高校1年で習う小説の定番です。しかし一番印象に残る作品を一つあげなさいと言われたら、『蜜柑』でしょうか。芭蕉臨終の様子を描いた『枯野抄』とか、『杜...
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落語の国の精神分析

ある大学の入試問題に、精神分析家、藤山直樹の『落語の国の精神分析』が出題されていました。以前読んだ記憶があるものの、その大部分を忘れていたのです。あらためて、じっくりと文章を読むにつれ、事実を正確に描写するというのはこういうことなのだと実感...
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山の人生

柳田国男の文章の中で一番好きなのがこれです。晩年の回顧録『故郷七十年』の中にあります。こんなことが本当にあるのかと最初読んだ時に思いました。とても信じられない。十三になる男の子ともらってきた同じ年くらいの女の子。男は山の炭焼き小屋で一緒に育...
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身体的物語論 蜷川幸雄 

蜷川幸雄が亡くなって2年。歳月の過ぎ去るのは早いものです。彼はどういう演出家だったのか。いつも時代の匂いを嗅ぎまわっている人でした。Tシャツ1枚になっても、汗をかいていたそういう意味で、静かな演劇をつねに標榜した平田オリザとは対極をなすのか...
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僕らの能・狂言 金子直樹 

今年出版されたばかりの本です。若手から中堅が中心。現在活躍している人たちへのインタビューで構成されています。能や狂言に対する愛情の深さがこれでもかと伝わってきて息苦しいほどです。それだけ今日、彼らの背負っている現実が重いのです。かつてのよう...
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